東京の郊外や地方都市に増えているもの。それは、結婚式場だ。
私のうちは、東京から50キロぐらいのところだが、ふと気がつくと
同じタイプの結婚式場ができている。特徴は
1)なぜか看板には、イギリス式と書いてある。
2)夜はライトアップされ、おしゃれな外観。
3)大きさは、どれもテニスコートぐらいで、3階建て。隣に小さな教会のようなものがある。
4)レストランが併設されている。
5)「すべてセットで20万円から」というような広告を出している。
この20万円は、友人10人程度に簡単な食事を出すパーティー形式の料金で
人数によって値段は変わる。もちろん食事のグレード値段に応じていろいろある。
イギリス式の結婚式場というのは、よくわからない。
「こじんまりとしているがおしゃれな」という程度の意味しかないようだ。
もっとも、伝統的な和風の結婚式は随分減ったようだ。
ホテルを借りて、豪華な食事を出し、出席者の半数は会社の関係者、というような
結婚式は、費用がかかる上に「つまらない」からだ。
披露宴では退屈なスピーチが続き、後ろの壁では、名刺交換が始まったりする。
招待状の発送から、引き出物と呼ぶ出席者へのおみやげまで手配してくれるが
普通は50〜100万円くらいかかるらしい。
そこで最近は、結婚式だけ、簡単に済ませて、その後は、レストランを借り切って
おいしい料理を食べながら友人同士で楽しくやろう、という人が増えている。
これだと、30万円くらいでできる。
郊外や地方都市では、結婚式をするようなレストランがないので、こういう新しい
ニーズに合ったレストランと教会をセットにした結婚式場が人気になっている
ということのようである。
こういうところで結婚式をする人は、ほぼ100%キリスト教とは無縁の人たちだが
ウエディングドレスを着て、映画のように神父さんの前で愛を誓いたいという
要望が多いようだ。
この神父さんは、たいてい、地元の英語教師がアルバイトでやっているらしい。
聖書を読むわけでもなく、日に何度か、「誓いますか?」と尋ねてキスさせるだけで
3万円もらえるそうだ。
忘れていたが、このイギリス式結婚式場の最も大きな特徴は
6) 建物が安っぽく、地震があったら、まっさきに壊れそうなこと
である。
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